保健・安全管理
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公立保育園共通事項
保育園での健康管理は家庭・保育園・主治医が連携をとり、こどもの健康状態や病気の予防、健康な体づくりを進めています。
検査・検診
保育園では必要な検査・検診を行ないます。
- 発育測定(年6回)
- 健康診断(年2回)
- 歯科検診(年2回)
- 視力検査 (年1回年長のみ)
午睡
午睡は乳幼児期のこどもの健康管理上欠かせません。保育園では一年を通して1~2時間一斉に午睡をします。
ただし、小学校入学を控えた年長児については、この限りではありません。
保育中のけが・具合が悪くなった時の対応
- 保育中に具合が悪くなった場合は、保護者へ連絡しますのでお迎えをお願いします。
- 保育中や通園時に怪我などをして医師の治療が必要となった場合は、災害共済給付制度により、医療費などを補償します。
- 掛け金は、町が負担します。
- 給付が受けられる事故は、保育中と申請された経路での通園中の事故です。
- 5,000円以上の医療費について、給付対象となります。
《窓口の支払が,保険自己負担分1,500円以上の場合です。》 - 医療費は一旦立替え払いをし、「医療等の状況」(報告書)を病院で作成してもらい、保育園へ提出してください。
- 給付金は、規定額を指定口座へ振り込みます。
- 乳幼児・児童福祉医療費の対象からは外れます。(重複支払いなし)
保育受け入れの判断
- 健康状態を観察し、いつもと違い場合は保育士にお伝えください。(顔色、食欲、便の具合、熱、行動等)
- 発熱や下痢、ひどい咳、投薬が必要な場合は、保育園を休ませてください。保育園として登園をお断りする場合もあります。
- 伝染性の病気にかかった時は、完治してから登園させてください。
医師意見書の提出が望ましい感染症
感染症名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
---|---|---|
麻しん(はしか) | 発症から1日前から発しん出現後の4日 | 解熱後3日を経過してから |
インフルエンザ | 症状がある期間(発症前24時間から発病後3日程度までが最も感染力が強い) | 発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで(乳幼児にあっては、3日を経過するまで) |
風しん | 発しん出現の前7日から後7日間くらい | 発しんが消失してから |
水痘(水ぼうそう) | 発しん出現1~2日前から痂疲形成まで | すべての発しんが痂疲化してから |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 発症3日前から耳下腺腫脹後4日 | 耳下腺、顎下腺、舌下腺の腫脹が発現してから5日を経過するまで、かつ全身状態が良好になるまで |
結核 | 医師が感染の恐れがないと認めるまで | |
咽頭結膜熱(プール熱) | 発熱、充血等症状が出現した数日間 | 主な症状が消え2日経過してから |
流行性角結膜炎 | 充血、目やに等の出現した数日間 | 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失してから |
百日咳 | 抗菌薬を服用しない場合、咳出現後3週間を経過するまで | 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで |
腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26、O111等) | 症状が治まり、かつ、抗菌剤による治療が終了し、48時間をあけて連続2回の検便によって、いずれも菌陰性が確認されてから | |
急性出血性結膜炎 | ウイルスが呼吸器から1~2週間、便から数週間から数か月排出される | 医師が感染の恐れがないと認めるまで |
髄膜炎菌性髄膜炎 | 医師が感染の恐れがないと認めるまで |
医師の診断を受け保護者が記入する登園届の提出が望ましい感染症
感染症名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
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溶連菌感染症 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後1日間 | 抗菌薬内服後24~48時間経過していること |
マイコプラズマ肺炎 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後の数日間 | 発熱や激しい咳がおさまっていること |
手足口病 | 手足や口腔内に水泡、潰瘍(かいよう)が発症した数日間 | 発熱や激しい咳がおさまっていること。口腔内の水泡・潰瘍の影響がなく普段の食事がとれていること |
伝染性紅斑(リンゴ病) | 発しん出現前の1週間 | 全身状態が良いこと |
ウイルス性胃腸炎(ノロ、ロタ、アデノウイルス等) | 症状のある間と、症状消失後1週間(量は減少しているが数週間ウイルスを排泄しているので注意が必要) | 嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること |
ヘルパンギーナ | 急性期の数日間(便の中に1か月程度ウイルスを排泄しているので注意が必要) | 発熱や口腔内の水泡・潰瘍の影響がなく普段の食事がとれること |
RSウイルス | 呼吸器症状のある間 | 嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること |
帯状疱疹 | 水泡を形成している間 | すべての発しんが痂疲化してから |
突発性発疹 | 解熱し機嫌がよく全身状態が良いこと |
目次
保健・安全管理
更新日:2024年12月24日