野生のシカ、イノシシ、カラスなどによる農作物被害は営農意欲の減退や耕作放棄、離農の増加につながる深刻な課題です。地域の皆様のご尽力、猟友会等関係機関の連携により野生鳥獣被害対策に取り組んでいますが、今後も継続的に取り組む必要があります。
鳥獣被害対策には、地域、猟友会、行政が一体となって、大きく3つの取り組みを継続して行っていくことが大切です。 ①農作物を守る防護柵や電気柵を用いての「侵入防止」 ②誘引物の除去や緩衝帯を設ける「土地の適正管理」 ③狩猟免許を所持し市町村長から有害鳥獣捕獲員として要請を受けた者による加害鳥獣の 「捕獲」 を同時に取り組んでいくことが大切です。
①侵入防止 農地の周辺に農作物を守る防護ネットや電気柵を設置し、イノシシやシカの侵入を防ぎます。
その他被害防止に関する取組
対象鳥獣 | 取組内容 |
大型獣 | ・山林の除間伐及び緩衝帯の設置と推進 ・防護柵の維持管理 |
小型獣 | ・箱わなによる捕獲。電気柵設置等の自衛手段の支援 |
鳥類 | ・果樹園等防鳥ネット設置。忌避物による検証。 カラス捕獲檻の検討 |
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