町の中央を流れる天竜川から東西の山際まで、雄大な2つのアルプスを背景にして河岸段丘や扇状地で形作られる特徴的で素晴らしい景観、その中核を形作る田園風景の広がりは、未来に残したい町のふるさとの風景です。 一方で、農の営みによって生まれるこれらの景色は、農家の高齢化と担い手の減少から年々維持が難しくなっており、農地利用の主力となる販売農家の数は、2010年から2020年の10年間で3割以上減少しました。農家の年齢も65歳以上の割合を示す高齢化率が年々増加し、2020年には72.7%に達しました。 明確な後継者がいる割合は2割にとどまり、このままでは町の農地を維持することが難しい未来が予想されます。 |
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