移住者ファイル6小澤さんち
定年後のモットーは、心の赴くままに生きること

職業 |
祐治さん: 美耶子さん: |
---|---|
年齢 | 60代~70代 |
家族構成 |
|
Background |
|
一日スケジュール |
|



Uターンのきっかけ
祐治さん:
「やはり実家があって、両親がいましたので東京で暮らし続けることより、帰ってくることを考えていました。」
移住時の大変なことは?
美耶子さん:
「ずいぶん前になりましたが、27歳の時こちらに来て、主人の実家に入りました。
はじめは車の免許もなかったので、自転車で町へ買い物にいきましたよ。家は伊那谷の斜面の中腹にあります。
行きはずっと下り坂ですが、帰りはずっと上りで大変な思いもしました。今も昔も田舎はやはり車がないと大変ですね。」

Uターンで帰ってきた時、困ったことは?
「特にこれといってありませんが、しいて言えば、美術鑑賞に関しては不便ですかね。
海外の美術展が来ているときは、東京まで出かけなくてはならない。逆にそういう機会がないと、東京へ行くことも少ないですので、いいのかもしれないです。」

Uターンしてよかったこと
祐治さん:
「今のモットーは、『心の赴くままにいくること』。毎日やりたいことがたくさんあります。
先ずは畑。定年するまで全くやったはありませんでしたが、今は大切な楽しみです。お隣が専業農家で野菜作り名人の方なので、色々と教えていただいて、毎年少しずつ上達してきました。今では、落下生や丹波の黒豆などの豆類を中心に栽培をしていますが、作り方を人に教える程になりました。退職した会社のOBとつくった「野良の会」という農業サークルで情報交換や、収穫祭などの集まりも楽しんでいます。
健康のためにはじめたマラソンもすっかりはまってしまって、サロマ湖や岐阜の100キロメートルマラソンに出場するようになりました。ジムにも通っていて、帰りに温泉で汗を流すのが楽しみですね。」
お風呂仲間の輪
「温泉に通うようになると、式亭三馬の『浮世風呂』ではありませんが、『お風呂仲間』というものができ、これがまた色々な交流の場に発展しました。まず、木曽から来ている方から、伐採した天然木を売っていただいくようになり、自家用の薪にして、ストーブでつかっています。
またリタイア後にIターンしてきた同世代の方たちとも仲良くなり、家族ぐるみのお付き合いをしています。お互いの家に呼んだり、呼ばれたり、こういう形の交流は今まで予想していませんでした。」
What's your dream?
「やはりマラソンですかね。ランニング雑誌に全国の年齢別マラソンランキングというものがあるんです。
例えば、2016年の公式記録のとれるマラソンレースで、60歳で一番早く走った人は誰か、こういったランキングです。50代後半の時に一度1位になったことがあります。
2位は何度かあるのですが、もう一度1位に挑戦したいです。ただ主治医の先生からは、故障の心配もあるので、最高齢記録を目指すことをすすめられています。どちらも達成したい目標ですね。」
この記事に関するお問い合わせ先
みのわの魅力発信室 移住定住推進係
〒399-4695 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪10298
電話番号:0265-79-3153
ファックス:0265-79-0230
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2024年12月24日