移住者ファイル6小澤さんち

更新日:2024年12月24日

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定年後のモットーは、心の赴くままに生きること

植木のある手入れされた庭に立っている小澤さんご夫婦の写真
小澤さんのプロフィール
職業

祐治さん:
精密機械企業勤務(定年まで)

美耶子さん:
隣市のアパレルショップ勤務(定年まで)
古流いけばなの先生としてもご活躍。

年齢 60代~70代
家族構成
  • 祐治さん
  • 美耶子さん
  • ネコ2匹(ミー&チャー)
Background
  • 祐治さん:
    みのわ町出身
    地元の大手精密機械企業に勤める。
    東京本社で勤務。
    みのわ町へUターン
  • 美耶子さん:
    新潟県出身
    東京にて結婚。
    夫の転勤を機に20代でみのわ町へ。
一日スケジュール
  • 6時 起床 畑・水田見回り 朝食
  • 8時 畑作業
  • 10時 ランニング
  • 12時 昼食
  • 13時 畑作業
  • 15時 ジムでトレーニング
  • 17時30分 温泉施設で汗を流す
  • 19時 夕食
  • 20時 読書&TV
  • 21時30分 就寝
薪が燃えている暖炉の写真
積み上げられた薪の横に立っている小澤さんの写真
農作物や花が植えてある畑の写真

Uターンのきっかけ

祐治さん:
「やはり実家があって、両親がいましたので東京で暮らし続けることより、帰ってくることを考えていました。」

移住時の大変なことは?

美耶子さん:
「ずいぶん前になりましたが、27歳の時こちらに来て、主人の実家に入りました。
はじめは車の免許もなかったので、自転車で町へ買い物にいきましたよ。家は伊那谷の斜面の中腹にあります。
行きはずっと下り坂ですが、帰りはずっと上りで大変な思いもしました。今も昔も田舎はやはり車がないと大変ですね。」

刈り取った稲を架干ししている奥様の写真

Uターンで帰ってきた時、困ったことは?

「特にこれといってありませんが、しいて言えば、美術鑑賞に関しては不便ですかね。
海外の美術展が来ているときは、東京まで出かけなくてはならない。逆にそういう機会がないと、東京へ行くことも少ないですので、いいのかもしれないです。」

2014年6月8日第3回飛騨高山ウルトラマラソンに参加してゼッケンをつけて走っている小澤さんの写真

Uターンしてよかったこと

祐治さん:
「今のモットーは、『心の赴くままにいくること』。毎日やりたいことがたくさんあります。
先ずは畑。定年するまで全くやったはありませんでしたが、今は大切な楽しみです。お隣が専業農家で野菜作り名人の方なので、色々と教えていただいて、毎年少しずつ上達してきました。今では、落下生や丹波の黒豆などの豆類を中心に栽培をしていますが、作り方を人に教える程になりました。退職した会社のOBとつくった「野良の会」という農業サークルで情報交換や、収穫祭などの集まりも楽しんでいます。
健康のためにはじめたマラソンもすっかりはまってしまって、サロマ湖や岐阜の100キロメートルマラソンに出場するようになりました。ジムにも通っていて、帰りに温泉で汗を流すのが楽しみですね。」

お風呂仲間の輪

「温泉に通うようになると、式亭三馬の『浮世風呂』ではありませんが、『お風呂仲間』というものができ、これがまた色々な交流の場に発展しました。まず、木曽から来ている方から、伐採した天然木を売っていただいくようになり、自家用の薪にして、ストーブでつかっています。
またリタイア後にIターンしてきた同世代の方たちとも仲良くなり、家族ぐるみのお付き合いをしています。お互いの家に呼んだり、呼ばれたり、こういう形の交流は今まで予想していませんでした。」

What's your dream?

「やはりマラソンですかね。ランニング雑誌に全国の年齢別マラソンランキングというものがあるんです。
例えば、2016年の公式記録のとれるマラソンレースで、60歳で一番早く走った人は誰か、こういったランキングです。50代後半の時に一度1位になったことがあります。
2位は何度かあるのですが、もう一度1位に挑戦したいです。ただ主治医の先生からは、故障の心配もあるので、最高齢記録を目指すことをすすめられています。どちらも達成したい目標ですね。」

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