満州開拓 富貴原郷開拓団の記憶

満州開拓-富貴原郷開拓団の記憶 - 箕輪町郷土博物館開館40周年記念冊子 - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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三月二十六日○中箕輪村役場で五組の合同結婚式が行われる(向山一雄・松子氏、倉田三郎・てい氏、鈴木一三・こしげ氏、酒井茂芳・幸子氏、野溝正雄・百合子氏)。四月下旬○この頃、先ごろ合同結婚式をした人たちが渡満・入植。五月○この頃、富貴原郷開拓団入植の知らせを聞いた桐原長人・しなの夫妻が富士見開拓団を去り、富貴原郷開拓団へ。長人氏は国民学校長となる。国民学校では田中初子氏等が補助を行う。○この頃、青年訓練所には船木定治氏、山川信次氏、清水一人氏、田中乕雄氏等が在席。二十五日○中箕輪村役場で第二次勤労奉仕隊が結成され、朝、本部で記念写真を撮り、松島駅より満州へ出発。約一ヶ月間富貴原郷開拓団で農事作業等に従事。山崎正一氏も参加。七月二日○第二次勤労奉仕隊が帰郷。十二月下旬○この頃、泉平部落が完成。○この年、トラックを購入し輸送にあてる。


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