ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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民俗行事踊り」の頭し「でんでん山」という地名は、この場所で行われる「鹿し神社の例祭は、う宮ぐ太鼓の音に由来するともいわれています。箕輪南なん古来旧暦の6月27日に行われていましたが、現在は7月の第2又でんでん山奉納神事頭し鹿しおは第3日曜日に実施されています。例祭で行われる御は、かつて大干ばつがあった時、箕輪南宮神社に雨乞い祈願を行い、効果があったため、その霊験あらたかな神徳に感謝して、御鹿頭75頭を奉納したことにはじまると伝えられています。以来箕輪郷のうが隔年に御田だとみ・富や萱がおおま島じふくち、東は福与・福、西は大泉・大泉新田・大福与区─●でんでん山での神事の様子45を受けて参拝し、役人を先頭に太鼓を打ち鳴らして神前を三周し、御鹿頭奉納神事を終えます。輪南宮神社に奉納する形となりました。その際、福与公民館を出発した一行は、「でんでん山」において神事(左まわりに三周する)を行い、木下の足洗い場で神社総代の出迎えを受け、箕輪南宮神社に向かいます。神社では、お祓いはら鹿頭を奉納し、後には御鹿頭をかたどった冠り物を作って数十人のかぶ幼児にかぶらせ、村役人一同が麻裃を着用、帯刀して警護し、箕あさかみしも


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