ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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石造文化財史跡・遺跡で老人ら原ば剥はぎ(1748)頃、通称追おい上の山遺跡等の遺跡が所在する大原遺跡群は、縄文、弥生、奈良・平安時代等の多くの遺構・遺物が出土する、町内でも有数の遺跡地帯です。昭和51年に行われた福与大原遺跡の発掘調査では、縄文時代の土器や石器、平安時代の土器や鉄製品等、多くの遺物が出土しました。こうした出土遺物は、箕輪町郷土博物館に保管・展示されています。顔面把手付土器(福与大原遺跡出土)えん海かい塚圓福与三塚の一つ。寛延初年が殺害され、村人が供養している所へ、圓海と名乗る旅の僧が通りかかり、その供養に加わりましたが、突然苦しみ出して息を引き取りました。村人は圓海の頼みを聞いてここに埋葬し、二本の松を植えたところ、以後追剥はぱったりと出なくなったという伝説が伝えられています。44福与区─●ら原ば津つくろ遺跡、黒遺跡、らお原は大お与よふく福大原遺跡群


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