ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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天然記念物史跡・遺跡で作られた石などが多くく鏃ぞせきき石せう曜よこくかり、土器や土偶の他、黒く厄やいたところ、家の内に災さいが及んだため、再び自分の家に安置しました。そして、お堂を建ててお祀りしたいまつので許可してほしいと願い出たところ認められ、小さなお堂が建てられました。その後信仰が広がり、村の御不動様にしたいとの希望が高まり、持ち主の方がお堂を含めた土地を寄付したと記されています。なお、この御不動様は、福与城を攻めた武田信玄配下の武将の守り本尊であったとの言い伝えがあるそうです。毛利家のコウヤマキ樹高20m、目通り周囲201cmを測るコウヤマキです。推定樹齢は150年ともいわれ、町の保存樹木に指定されています。ちゅう心しん寺じ下遺跡澄澄心寺の西側にあり、昭和55年に発掘調査が行われました。調査の結果、縄文時代や古墳時代の住居跡等が見つ出土しました。36三日町区─●


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