ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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天然記念物その他ちょう楽らく寺じ跡あと長長楽寺は、正保年中(1644〜1648)の開基と伝えられる真言宗のお寺でしたが、明治の初めには廃寺となり、長岡学校になったとされています。長楽寺の本尊は大日如来であったと伝えらかつて長楽寺があった場所れており、現在長松寺の位牌堂に安置されている仏像が、それである可能性も考えられます。三井家のシラカシ推定樹齢は100年以上ともいわれているシラカシの巨木は、樹高約18m、目通り周囲215cmを図り、町の保存樹木に指定されています。この地域のランドマークにもなっています。★足を延ばせば…さん寿じゅ院いんの生いき定じょう伝説三むかし、旅の僧がこの場所に住み着き、祠を建て、修行していまほこらした。ある日僧は村人に、「生きたまま埋めてほしい」と願い、望み通り成仏しました。村人は石に経文を書いて埋め、僧の冥福を祈りました。今でもこの辺りは「三寿院の坂」と呼ばれ、その名前は地元の人に受け継がれています。28長岡区─●


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