ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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神社・仏閣石造文化財の石工でお遠と政10年(1827)に高たか和尚によって創建されたお寺で、創建年は15世紀末〜16世紀初め頃とされています。当初は鈴音山長秀寺と号していましたが、宝永6年(1709)に鶴が来て松に宿ったため、巣鶴山長松寺と改称したと伝えられています。なお、現在の本堂も、この年(宝永6年)に建てられたものです。もり屋や貞さだ治じの地じ蔵ぞう尊そん守長松寺の庭にある地蔵尊は、文あった守屋貞治によって造られたものです。高さは1.8mで、締まる口元や豊かに下る耳には、作者の特色がよく表われています。じゅう王おう堂どう十長岡区─●するもので、人々に深く信仰されてきました。十王堂は、元々は現在の長岡公民館付近にありましたが、現在は長松寺の境内に移転され、十王像が安置されています。長松寺にある十王堂27い罪ざめつ十王信仰は、死者の滅を嘆願い斧ふ青せ越えつしゅん長松寺は、澄心寺二世春ちょう松しょう寺じ長


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