ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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神社・仏閣その他日輪寺の西側にあるビオトープは、芝桜やアヤメ、魚が生息する池などがあり、自然豊かな公園として、生き物を観察したり、散策できるようになっています。仁王門・鐘楼・付属寺院もあったと伝えられていますが、近世末〜近代に三度にわたる火災に遭い、本尊をはじめとする貴重な文物は全て焼失してしまいました。現在の建物は大正2年に再建されたものです。また、日輪寺周辺は、森や知久沢の流れ、堤、桜・紫陽花などがみられ、訪れる人の目を楽しませてくれます。ち久く沢ざわ自然体験の里公園知にあり、後に現在地に移転したと氏の祈願久く伝えられています。知ち所ともいわれる古刹で、かつては20◆【ゑげ】(日輪寺修法道場跡)ゑげとは「師について修行する所」(『仏教語辞典』)です。日輪寺の古文書の写しには二つの僧院の名が記されており、この場所が僧院のあった場所であるとも考えられます。南小河内区─●にち輪りん寺じ日建久2年(1191)に開山されたと伝えられ(寺伝)、元は現在地)いら平だより約2km東北の山地(堂どう


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