ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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民俗行事その他です。全長約4kmに及び、南・北小河内を通って天竜川へ注ぎます。江戸時代前期には完成していたと考えられ、現在も農業用水、生活用水として住民の生活を支えています。おさんやりお盆に行われる厄除け行事で、江戸時代後期の文化・文政期頃から続くとされ、町の無形民俗文化財に指定されています。お舟を作り、8月16日に村はずれの道祖神まで担いで行き、厄を払った後壊し、その木片を各家庭に持ち帰って玄関先に飾ると、一年間の厄除けになると言われています。この行事は、かつてこの地域で疫病が流行した際、大堰と天竜川の流れが逆であるため、神仏の怒りに触れ、これを鎮めるために行われるようになったと伝えられています。堂の前明治2年頃まで薬師堂があった場所で、集落の中心地になっています。おさんやりの舟はここで壊されます。東箕輪尋常小学校跡明治23年、東箕輪村の小学校として、この川)の水を取り入れて開削した用水し無なたさわ沢川(田おお堰せぎ大く学がしゅう場所に東箕輪尋常小学校が開校しました。就18に力を注いだという記録も残っています。い励れ督とく南小河内区─●


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