ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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神社・仏閣石造文化財天然記念物南小河内区─●来ですが、立川流としては彫刻が控え目で、簡素ながらも風格のある造りにまとめ上げる、富昌の作風をよく示しています。町の有形文化財に指定されています。★足を延ばせば…東小学校のナツメ明治9年に小河内学校が建てられた際、記念に植えられたと伝えられ、以後二度の学校移転を経て、現在の場所に移されたと言われています。このナツメの木は、130年以上の間、育ちゆく子供達を見つめ続けています。山口英えい風ふう頌しょう徳とく碑山口英風は明治期の教育者で、小学校長を歴任し、東箕輪村初代村長、県会議員として尽力しました。没後、師弟たちが山口の遺徳を慕い、碑を建立しました。碑の高さは4.79mで、町内では2番目に高い石碑です。17りょう梁う虹こ引ひきです。本殿の造りは、こけら葺の一間社流造り。彫刻は、水みずの波に貝など、いずれも優れた出ん輪り支しいたの松に鳩、板子じ障しょうわきの龍や、脇さみう昌ま富と郎ろ四し和わ川かわたて営されたもので、大工の棟梁は諏訪立川流二代目の立小河内神社本殿小河内神社は、元々は八幡宮で、明治以降小河内神社と呼ばれるようになりました。現在の本殿は文化5年(1808)に造とうりょう


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