ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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神社・仏閣民俗行事★足を延ばせば…うるし戸どの大でえ文もん字じ漆大文字は江戸時代から続く伝統の小正月行事です。漆戸地区では、毎年1月13日に通りの辻に大文字を立てて、無病息災・五穀豊穣などを祈ります。そして16日にこれを倒し、飾りの一部を持って帰り、玄関等に飾って一年間の魔除けにします。町の無形民俗文化財に指定されています。田中社漆戸集会所前にある田中社は、漆戸姓等の氏神様で、諏訪明神の命を祀っています。漆たのみこと方か名な御み建たけ戸集落は、戦国時代に諏訪郡南大塩(現在の茅野市)から移り住み、「小平物語」を記した小平氏によりはじまると伝えられています。む量りょう寺じ・木造阿弥陀如来坐像無10西光山無量寺は、真言宗高野山派のお寺で、寺伝では、鎌倉時代初期の元仁元年(1224)の創建と伝えられています。境内の放光殿には、平安時代後期(12世紀)の作である木造阿弥陀如来坐像(重北小河内区─●


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