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いであったのでその責任者は社長となったのである。明治三十九年十月制定沢共研社社則第一条本社ハ教育勅語ノ主旨ニ基キ国民ノ本分ヲ尽スニア第二条本社ヲ共研社ト称ス第三条当区内ニ原籍ヲ定メタルモノハ何人モ社員タルコトヲ得、但シ入社セγトスルニハ二名以上ノ紹介入ヲ要ス第四条社員ハ年令満十五才ヨリ満二十六才迄トス、第五条社員ノ執行ス吠キ事業左ノ如シ一、社員ハロ同行ヲ慎ミ、職務ニ勉励シ他ノ模範トナルベキ事ヲ務ムベシ、イヤシクモ社員ノ行為ニシテ本社ノ体商ニ関スル事アルトキハ面斥ヲ樺ラズ忠告スベキ義務アルベキモノトス、若シ前項ノ忠告ヲ受ケルモ改メザルトキハ之ヲ社長-一申告スベシ。社長之ヲ懇篤説諭シ尚改メザルトキハ之ヲ惣会-一附シ其ノ評決-一任ズベキ事、一、智識ヲ増進スルタメ学術ヲ研究シ学術-一関スル演説談話ヲナスベキ事、一、社ノ意見ヲ区ニ申告シ之ガ実行ヲ勧誘スル事一、区ノ諮問ヲ受ケタルトキハ之ニ答議スル事第六条退社及ピ辞職ヲ乞フ者ハ其理由ヲ社長へ申出ズ可シ社長ハ之ヲ評議員会ニ附シ其ノ評決ニ任ズ可キ事第七条事務ノ便宜ヲ計り社員ヲ甲乙丙丁ノ四組-一分ッ。第八条本社-一左ノ役員ヲ置ク社長一名社一切ヲ総理シ会議長トナル一、副社長一名社長ノ代理者トナリ会計ヲ掌ル一、評議員六名社ニ関スル事件ヲ評議ス一、幹事四名社長ノ命ニヨリ社一切ノ事ヲ計弁ス一、共研社文庫管理者二名文庫ニ関スル一切ノ事ヲ管理ス一、書記二名第九条役員ハ社員ノ互選トス第十条役員ノ任期ハ一ヶ年トス但シ再選スルコト得第十一条毎年十二月二十九日午前九時ヨリ惣集会ヲ関キ決算報告ヲナシ役員ノ改選ヲ行フ。第十二条毎年二月四月九月十一月ノ四回ニ定期惣集会ヲ関キ、社運ノ拡張-一関スル協議ヲナス、第十三条第一条ノ目的ヲ達えルタメニ毎月一回通常会ヲ開ク第十四条社員建議セント欲スルコト有ルトキハ書面ヲ以テ社長-一申出ズベシ。社長ハ之ヲ評議員会ニ附スモノトス第十五条会議ハ惣集会及ピ評議員会ノ二種トス、但シ時宜ニヨリ臨時惣集会ヲ開。第十六条此ノ規則ハ五名以上ノ賛成者ヲ以テ建議シ会社一一於テ出席員ノ一一一分ノ二以上ノ賛成者アルニ非ズシバ修正又ハ改正スル事ヲ得ズ、(何れの青年会でも当時はこの社則と大同小異の規約が制定されていた。)
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