箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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教育委員会の設置昭和二十七年九月市町村教育委員会が設置されることになった。教育委員会法の公布は、昭和二十三年であるが市町村単独での選出は選挙によることになった。初めての試みである。各町村は「地方教育委員設置啓発運動」を展開した。教育委員を投票により選出し、議会より選出された委員を加えて、地方教育委員会を構成するわけである。十月五日に選挙をおこなわれ委員会が設置された。各町村長は新設の地方教育委員会に事務の引継ぎをした。中箕輪の場合は助役を立合人とし十一月十八日に実施した。引きつぎは、O一、処分未了の事項二、未着手の事項一二、将来企画すべき事項帳簿目録一、役場関係三三四冊二、学校関係二九冊三、証書一冊財産目録一、土地面積二、建物面積等について学校に関する総べてにわたり記録して、引きつぎをおこなっている。なお、地方教育委員会は、次の五項は県に委託した。一、教材内容及びその取扱に関すること


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