箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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また、学校を使つての催物・芝居、手踊りなどが行なわれているがその、数を少くする戒め、生徒を試験し、「其親族ハ勿論、衆人ヲモ従覧セシメ」て「狼襲ノ事ヲ鎖シ」人智開達を求め「不学無術ノ徒」を無くするようOOOO通達されている。生徒数の増加によって、村によっては、校舎の新築がおこなわれる。襲、新築惣人足御勤録。学校新築建前学校新築人足触当附立帳学校利子取集帳学校諸費取調帳学校入費附立帳は、学制の成長の過程を示している。こうして、新築、落成すると開校式がおこなわれた。出席者は、受持:学区取締役、大区長、正副戸長、学変校世話投で礼服、教員授業生も同様号礼服とした。番第十条に「当日近傍、非ノ羅卒ヲ区シテ巡羅ノ警戒備フ」とあり、警察学官の巡視を依頼した。盛大な開校式が想像される。当日の開校式の祝儀簿によると、近隣の村々の世話役が出席している。


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