箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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②外務員体制の確立をはかり、農外収入の意欲的吸収に努める。@営農振興に関する貸出要項を設け、実際に即した低利長期資金の融資を積極的に進める。④諸業務の機械化により資金コストの低下を期し、貸付金利の低減につとめる。昭和田十八年度末において箕輪町農協の信用事業は、次のようである。貯金総額三、二二一、九七八千円三戸当一、一一三千円〉貸付金総額一、一四七、六五九千円三戸当三九六千円)となっている。貯金が貸付金の三倍近い健全ぶりである。また信用事業の方針として次のようにあげられ、農村金融としての性格より都市金融としての色彩も色濃くなっている。①4地域開発、宅地造成、工場誘致などに伴う土地代金の吸収と税務など相談機能の強化②外務員の専門教育をとり入れ、資質の向上と体制の強化をはかつて、農外収入の貯蓄倍増推進③内国為替、手形割引業務の開始と円滑な運用④融資枠の大巾拡大、農業近代化、生活近代化のため各種制度資金の積極的な導入による融資伸長⑤窓口業務の改善とサービスの向上第三節その他の金融公益質屋川公益質屋の役割は町民の日常生活において、病気、災害は勿論のこと、突然の出費のために色々と不時の物い


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