箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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和昭昭和和昭和昭十十十八十九年九年年年、魚四一、、,1,、漁業漁獲高養殖漁獲高O類GHLA貝|類一一O一魚一、五、一、八七類主量一I立貝L類天竜川の魚取り天竜川の漁獲方法にも種々あったが主なものでは、投網、釣り、瀬付漁業(ツケパ)漁竿、ゃっか、川干し、笹引、ごろ引、四ツ手網等があって結構その種類、方法も多種多様であって面白い。故小池修平が、伊那路の昭和三十三年三月号に、掲載された中から、主なものをひろって登載させていたふいHた。今では全く見る術もない方法もあり、昔から行われた方法も、今後は投網と釣りが伝え残される位と考えられる。天竜川の流れを見ると、諏訪湖の。フラグトンの繁殖した、青い水と、途中の工場排水の茶かつ色の水では、昔の面影は消えて、魚族繁殖にも大きく影響していることであろう。清く澄んだ流れが、一層懐かしいおもいでとなる。後世のために、昭和三十三年以前の魚取りの方法を次の通り採り上げてみた。なお、天竜川の魚類も非常に多く、その漁獲法も簡単に行なわれ、地区住民には、食生活の上からは、貴重なる栄養源とされていた。竿でつるには、引むしといい針の先に青むし、せむし、ちらなどをつけて釣る方法、毛針釣りといった毛をつけた針を使って、朝か夕方、川原でつるやり方、またひっかけといって一本の糸に針を何本(十I二十本〉もつけて魚をひっかける等の方法がある。


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