箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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ある。チェンソ、刈払機、目立機、資材人員輸送車、アサリ出し機、機械保管倉庫など一八五万円3協業の推進零細山林所有者の山林経営合理化のため、素材生産、造林等の事業を進める。三八万円この外に、箕輪町としての入会林野の近代化、林道の開設、箕輪町しいたけ生産組合の特殊林産物、生産施設の設置、また原町苗木生産組合の樹苗生産施設の設置、福与共有財産管理組合の早期育成、林業経営の促進等を森林組合として指導するとともに、この事業の遂行をはかりつつ将来の布石として、町の林務行政の一翼をにない国土緑化推進の目的遂行に期待するところの使命をもっている。種首生産県営中箕輪苗畑箕輪町大学中箕輪二、O八一の一(沢長田〉地籍に、昭和二十四年県営治山治水苗圃として既墾私有地約コ70・胞を借入して発足し、スギ、ヒノキ、カラマツ苗の養成を始めた。昭和二十九年県有林苗畑に所管され土地の買収が始まり、昭和三十五年附近の山林を買入れ、点在する私有地等を交換取得して現在左の通りに規模が拡大された。畑地八・建物敷地林地三・O計一一・五九OH二四八ぬOM九B昭和三十九年五月茅野市で行われた全国植樹祭には、カラマツ一万六千本を出荷し、昭和四十年からは緑化木の生産を始め、更に昭和四十四年八月二十七日皇太子夫妻が伊那谷行幸された折には親しく訪問され育苗の作業を御視察された。


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