箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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一般県行造林この県行造林事業は、町内各財産区で実施されている。天然林を人工林にするため、県に協力して、人夫の確保につとめ、植林、手入れを積極的に行ない、緑化推進と資源育成につとめた結果、四九五ヘクタールに造林された。官行造林(公団造林)辰野町にある山林で、霧沢山五五四ヘグタIルが昭和三十二年より官行造林、後に公団造林として計画され現在もなお造林がされている。町からはその場所も見えないが、西山(前山)の向うに大きな谷があり、この所有と利用については徳川時代より種々紛争がおこり、昭和二十年町有林となる迄は祖先の尊い活躍と管理によって、今日新らしい時代の中で諸制度の活用によって面白一新されつつあることは、当町林政史に永遠に残る造林事業と考えられる。昭和三十二年より三十七年の問、官行造林の事業を行った。内容は次の如くである。昭和三十二年九月霧沢山町有林五五四町歩の内三二町歩を官行造林として契約植栽を開始する。O昭和三十二年十月帯無山町有林八四町歩を官行造林として契約植栽を開始する。昭和三十七年三月三十二年契約の霧沢山官行造林地の内八五町歩、法の改正により森林開発公団に移行第二節そ他箕輪町森林組合箕輪町森林組合は、中箕輪森組合、東箕輪森林組合、箕輪村森林組合として、それぞれ昭和十八年頃に発足した。以来各町村の林業の中心的存在として活動し、昭和三十六年三月三十一日この三森林組合は解散、合併した。の業林


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