箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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明治10年特有物産表(1斤は160匁〉たばこ栽培面積表ては、土地利用を最大に生かしていた。現在では葉たばこ、ごま等が栽培されている。明治十年における中箕輪村及び東箕輪村(福与、三日町を含む)の特有物産表を見ると、上記の通りであ年度中箕輪村|箕輪村東箕輪村面積|収量|面積|収量面積|収量|昭和28年29年30年31年32年55反635048491,397貫1,9902,5492,0928,13112反35反21202,015貫1,2273,319面積収量33年34年35年36年38年40年67反5864.73638.3130.013,2∞貫9,80711,6968,1838,1633.570司令。藍棄は当町の各区では全部が栽培しており、上伊那郡北部の特産物であって、特に長岡産は品質は優良で出荷量も多く、平出市場においては好取引が行われて長岡藍棄として有名であった。東箕輪村生産量の七割が長岡で生産され、養蚕が繁栄する迄は換金作物の首位を占めていた。葉たばこの栽培は箕輪町においては江戸時代には相当多く裁培され、牛馬によって名古屋、豊橋方面へ出荷されていた。明治十年の東箕輪村特有物産表に「たばこ」が掲上


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