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事務所四三坪五合付属建物三八坪計一四二坪五合費用は建築費一、三八一円、敷地買収費二三四五円、設備費(寝台一Oほか)三五九円、雑費三七一円であったOが、最終的には一万七千百二円で病舎の新築がなった。費用の負担割合は、中箕輪村一、三二六円。戸数割コ二八円五八銭一戸当一円八八銭二厘一六九戸分。地租高割七一四四円六五銭箕輪村二五四五円O。戸数割六八一円二八銭一戸当一円八八銭二厘六二戸分。地租高割一八六円七十二銭県費補助四二三一円であった。昭和四年五月腸チフス患者が発生し、十月までに一三名を収容治療した。伝染病舎建設以来最初の患者であった。その概要は、伝染病舎開所日数一四五日収容患者数中箕輪村九名内死亡三名箕輪村四名内死亡三名収容患者一人平均治療額二五八円三八銭(一日八円四三銭)O
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