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木下消防組総則第一条一当組合ハ衆智ヲ集メ衆力ヲムロシ以テ難事ニ当リ耕地内ノ治安ヲ保持スルヲ目的トシ漸次自治ノ趣旨ヲ拡張スルモノトスル第二条一組合事務ハ専ラ火災水害鎮防祭事ヲ執行スルニ止ムルト難モ一般ノ事件ニ限リ組合ヲ要スル事ハ負担スルモノトスル第三条一組合員ハ十七才ヨリ三十才、迄ノ男子ヲ限リ本籍寄留ヲ間ハズ萄モ耕地内ニ住居スルモノハ必ズ組合員タル木下消防規則綴モノトス第四条一組合ヲ甲乙二区ニ分ツ但甲組ハ(二十一才ヨリ一一一十才迄〉乙組ハ(十七才ヨリ二十才迄〉第五条一本組ハ監督委員十名ヲ置グ第六条一監督委員ハ耕地内ニ公民権ヲ有スル一一一十一才以上ノ男子ニシテ甲乙役員ニ於テ之ヲ選挙スルモノトスル第七条一監督委員ハ本組ノ顧問員ニシテ甲乙役員ノ申立ニヨリ必要ナル事件ヲ審判スルモノトスル第八条一甲組ハ火災水害ハ勿論其他関係スベキ事アル時ハ率先乙組ト共ニ之ニ当ルヲ専務トス乙組ハ甲組ニ附スル者ト難モ祭事ハ挙テ之ヵ専任トス第九条一組合必要ノ器具ハ役員協議ノ上之ヲ新調スルモノトス第十条一本組創立ニ付常備器械買入資金其他必要ノ費用ハ有士山義絹金井ニ耕地補助金ヲ以テ之ニ充ツ第十一条一本組非常器械整備ノ上前条剰余金ハ基本財産トシテ金五十円ニ達スル迄ハ、毎才耕地ヨリ補助ヲ仰キ増殖セシメ
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