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右及報告侯明治三十四年七月六日村長郡長へL支払フベキ旨ヲ以テ木案否決致シタル義ニ有之候此段理由申添申候也理由書本村税未納ノ為メ村債利子及ビ諸支払-一差支一時借入金ノ必要ヲ生ジ附議セシニ議会ハ此際未納村税ヲ厳ニ督促徴収シ管掌有給村長下の村政明治二十八年、中箕輪村長馬場禎三は、八月六日・九月十二日の村会々議を欠席し辞任するが、村議会は、十月七日村長事務管掌として上伊那郡役所書記岩下市三郎の下、有給村長条例が布かれ、事務老練な村長の必要性を理由としている。以下村議事録でこれをしるせば、L「明治二十八年十月七日、午後三時五分一同着席開会議長村長事務管掌上伊那郡書記岩下市三郎本村ニテ義ニ決議シタル主旨ニヨリ本職ハ村長及助役臨時代理者派遣ノ義ニ付、県知事意見書提出の処、郡長ハ同時之レカ候補者内申アルベキ旨ヲ以テ書面返戻アリタリ此段報企口ス」「甲第六四九号許可ヲ請フ「明治二十八年十月八日長野県上伊那郡書記内務大臣子爵野村靖殿岩戸市三郎有給村長条例・有給助役条例を出す。中箕輪村給与ニ関スル規程中変更ノ件理由本村ハ戸数千九十八戸、人口六千二百十九人、地第八条中収入役年俸ノ前ニ左ノ二項ヲ加フO一村長年俸百五十円以上弐百四十円以下価金十八万八百七十三円余ヲ有シ人口調密区域広汎ナル郡内ノ一大村ニシテ就中松島木下両区ノ如キハ中央ニ県道一一一州街道ヲ挟ミ連軒節櫛殆ンド市街ノ体ヲナシ殊ニ松島ハ従来ノ宿駅、木下ハ商業地ナルヲ以テ諸般ノ事務繁劇ヲ極メ本業ノ余通議決候-一付、暇従事スル所ノ名誉職村長ユテハ自然事務渋滞シ来ス可キユヨリ之ヲ有給吏員トシ事務老練ノ者ヲ以テ之-一充テ専心従事セシメントス」一、助役年俸五十円以上八十四円以下本村会ニ於テ有給村長ニ関スル条例別紙J長野県上伊那郡中箕輪村長事務管掌明治二十八年十月八日震郡長殿
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