箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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年令別人口構成年令別の人口構成から見ると、ピラミッド型が正常な型といわれている。箕輪町の昭和三十年年令別人口構成は次の如くであって、ほぽ、ピラミ?ド型に近い型を示している。ここで自につくのは01五才児の女子における著しいくぼみである。男子の方はほぼ正常な形を示しているのに女子はひどく陥没している。全般的に男の方が各年令層において女より少ない。これは戦争の影響と思われる四才六才の年令層にあっての陥、投は認められない。さらに01一五才児にあってのすぼんだ型(女〉あるいは垂直型(男〉は逆ピラミも見られる。OTOド型への蔚芽と昭和三十年より十五年後の昭和四十五年の人口別構成は次表のとおりであるが、これからは、すぼんだ叫瓜型を見ることができる。四才以上の高令者層のほぼ正常Oなピラミッド型よりそれより低年令層への垂直もしくはずぼんだ形が見られる。特に一才以下の層におけるOすぼみの現象である。これは昭和二十五年以降の出生率低下のあらわれであり、また一01二才の層の多いのO今後老人福祉の向上、医療制度の完備といったことから、人口の老令化はさけられず、箕輪町にあっても、この傾向は一層著しいものになるであろう。産業別の人口構成次頁の表より見ると昭和二十二年度の人口に対する就


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