箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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昭和四十七年七月査野高原で、自動車のライトに飛んで来て落ちたのを、博物館に保存してある。キツツキ科アオゲラて食べる。留鳥雌雄やや同色山地の森林中で繁殖し、冬には人里にも下りて来る。噴はかたく丈夫で、樹の幹をたたきながら虫を追い出し1・ピョと一声づLっ官向い。巣は、樹幹に穴をあけてつくる。昆虫主食。00MLOOMアカゲラ留鳥雌雄やや同色七一五の森林中に多く、アオゲラにくらべて数も多い。樹の幹に穴をあけて巣を作り、深いのは入口から五も下の方に産卵するものもいる。OQ樹幹をくるくる回りながら、餌をさがしまわっている。カララララ::・::と山に響いているのはこの鳥の木をたムく音であり、鳴き声は「キヨッキヨッ」と鋭い。コゲラ留鳥雌雄やや同色名前のとおりキツツキの中では一番小さく、スズメ位の大ききであるが、数は一番多い。前二種と同じように生活している鳥で、白黒の斑がからだ全体にあり結構うつくしい。ギイL・ギイホトトギス科カッコウL・グエッ・クエッ・クエッと鳴き昆虫主食。T夏烏雌雄同色五月中旬十月上旬ホトトギスの仲間は四種とも、自分では巣を作らず、それぞれ、自分の卵の色とよく似ている小鳥の巣に産卵(これを「托卵」という〉するだけで、ひなをも育てない、ずるかしこい習性の持ち主たちである。よく山の中でコロロロロロIと聞えるのは、その時の音であり、鳴き声は、ピョI・ピョ


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