箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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低山の雑木林、草原、田畑に四五羽から四五羽の群になって、穀物や雑草の突をついばんでいる。人JOJOが近づき驚くと頭の羽を立てるので「頭高」とよんでいる。地鳴はホオジロに似てチ・チッ・チと鋭い。噂りはヒバリに似ている。ピピ・ピピ・ピィヨ・ピピ・ピイヨ・ピピ・ピイョ、チイチグ・チイチク・チイチク、と優雅である。ホオアカ漂鳥雌雄同色四月中旬十一月上旬J六月ころから山地の高原や、平地の草原に繁殖するが、水田の稲株を四五株集めて営巣することもある。冬J期は暖かな地方の、草原や田畑に移動する。この辺では個体数は少なく、二三羽をまれに見るのみである。J噌りチョシ・ピチL・チョシ・ピチLヒバリ科ヒバリ留鳥雌雄同色大空にピLIチュク・ピチュク鳴きな、がら、翼を激しく羽ばたいている光景は誰もが見ているだろう。噂りながら垂直に舞い上り、一分位噂り続けた後一気に舞いおりる。巣は地上に作り、舞い上りおりする時は必ず巣から一0メートル余り離れてからするというりこう者である。(地上に営巣する鳥は、殆どこのような習性をもっている〉。ハコベ、オオバコ、イヌタデ、ノピェ、など雑草の種子を好んで食べるほか、昆虫類も良く食べ、雑草、害虫の駆除には大きく役立っている。OJタヒパリ冬鳥雌雄同色十月上旬四月中旬天竜川の河原や土手、稲刈り後の水固などに一羽ぐらいの群で、雑草の種子や昆虫類をあさっている。飛びたった時に、ピV・ピ・ピッピィピィピィと細い鋭い声を出すのでわかりやすい。セキレイ科ピンズイ漂鳥雌雄同色標高七OOJ一ニ000メートルぐらいにわたり、ウグイス、アマツバメとともに垂直分布の広い鳥である。濯


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