箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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に三二種、回に一九一種あると書いてある。これは日本中の四季を通じての統計であるが箕輪町にはどれくらある。種類の数日本は南北に長く四季の移り変わりがあるので、農耕地の雑草の種類はずいぶんある。調査によれば日本の畑いあるだろう、はえている草の種類を数えると一種くらいまではかんたんに数えられるが、一五、ニとなるOOとそうたやすくない。隣の畑、その隣の畑へ行って二がやっとのことである。かんたんに数えられる草を見るOと、どんな草が育ってほしくない植物なのか、畑ならば、ハコベ、アカザ、スベリヒユ、回ならば、ヒェ、オモダカ、マツバイ(ねこげ、いぬげ)などである。所により、時期により種類は異なる、が、大きな害のあるのは一枚の田畑についてみれば数種である。雑草といわれる農耕地内の植物は自分の畑でみれば種類はそれ程多くはないものなのである。植物分類はいろいろの方法がある。キク科タンポポ、アブラナ科ナズナ、などは代表的な分類方法であるが、ここでは雑草の立場で生育期聞について分けてみる。夏季一年生春から夏にかけて発芽し夏から秋までに実を結びその年には枯れてしまうもの。畑|メヒシパ|数本でる穂先をまるめてしばり、傘にして遊ぶタデ|ままごと遊びのごはんにする。イヌタデ、ォオイヌタデなどある。水田にもある。エノコログサ|ねこじゃらし、げじげじむしなどといって遊ぶ。Lエノキグサ葉が榎の葉に似ている。桑畑にある。回|キカシグサ


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