箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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一、第一年度地域平坦部は天竜川により形成された沖積土で土性は砂質であるが、下層は砂又は砂礁層となっている。西に標高七四約六OM初である。地質は火山灰の洪積層で、表土は黒色の埴壌土で下層土は褐色土壌が多い。OMラインに昭和二年西天竜幹線水路が開設されると同時に下段に水田が造成され、その面積はこの地域の二、第二年度地域箕輪町の西方中段にあって、標高七七四五で東面にゆるやかな傾斜をなした火山灰洪積台地で、一とOOJM同じに開国された全くの水団地帯である。が僅かにあるが、全般的には収量性は高い。表土は黒色の埴壌土で、下層土は褐色土壌が多い。松島区と木下の聞を流れる流域に古生層からなる磯層地帯三、第三年度地域天竜川沿岸の平垣地で昭和二十二年J二十八年に亘り耕地整理が行われ、一枚八に整然とした区画整理が行AOMなわれており、標高は約六七である。土質は天竜川によって形成された沖積土で殆どが砂質土壌で下層には、砂礁が多いが、木下の一部に開田、当時に、天竜川の河川敷で淵であったと言われる所に、葦の根等がピLト状又は泥炭に近い形で埋設されている所Mと、半混田で三余に及んで下層が泥炭となっているところである。天王地区は木下地区の上段と下段の中間にある台地であるが、土壌は極めて複雑で、湿田、半湿田あり、乾田でも土層の極めて深い所もあり、作土が極めて浅く下層は半礁の所もある。0ML四、第四年度地域は、一部の水回と畑地が行なわれている。標高は約六八八一の間にある。水田は天竜沿岸が平坦であOM箕輪町の東部山際からはじまる西向の傾斜台地と、その下辺にある天竜沿岸の一部を含む地域で、耕地整理るのみである。段丘地域に於ては、六つの沢に添った細長い水田地帯と、その沢の水を引用している開田が主な


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