「地域おこし協力隊」とは、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。 箕輪町では、平成26年度から計18名委嘱しています。任期は1年度ごとの更新制で原則最長3年間です。
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令和6年度 箕輪町地域おこし協力隊 現役隊員(7名) |
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間口 淳子さん (18人目 1年目) 空き家再生(箕澤屋)によるカフェ運営・食育活動(WSなど) ほか
| 目標 「箕澤屋を拠点として、「循環と再生」を コンセプトにした事業の展開」
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広島県福山市の出身で、東京から移住してきました間口淳子と申します。私は畑仕事をする祖父母の影響で農業大学に進学し、栄養学を専攻して食物が心身に与える力を学びました。卒業後は食品メーカーで品質管理を担当し、病院や保育園では栄養士を務め、安全で健康的な食を実践してきました。 これからは食を通して得てきた経験や知識を活かして、箕輪町の皆様と関わって行きたいと思っています。 私は食品業界に長く勤めていましたが、大量生産大量消費ではない、丁寧な食生活がいまの社会に必要ではないかと強く感じていた折に地域おこし協力隊のことを知りました。「食」は体と心を作る源。いままでの経験と知識を活かし、食を通して町民の皆さんが心身共に健康になる地域おこしがしたいと考え応募しました。素敵な縁に恵まれ、沢地区にある古民家の箕澤屋をお借り出来ることになった事も協力隊に応募する後押しになりました。 箕澤屋を拠点として、「循環と再生」をコンセプトにした事業の展開を目指します。自身で作る野菜や、箕輪町で作られた食材を使用した料理を提供するカフェの開業、心と体を整えるヨガやアロマのワークショップの開催、植物由来の原材料で作られた化粧品の販売などを行う予定です。SNSを活用し、町内だけでなく県外からもお客様に来ていただける、箕輪町を代表する憩いの場を作り上げたいと思います。 |
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▼2年目の隊員▼
髙橋 寛充さん (15人目 2年目) 箕輪町の魅力発信、空き家の改修、 カフェ運営・起業 ほか
R5年度活動報告書はこちら
| 目標 「箕輪町での暮らしの動画発信と交流イベントの企画」
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これまで輸入会社へ勤め酒類事業部として営業や新商品の提案・イベントを開催していました。 その後、国際協力機構JICAでニカラグア共和国やドミニカ共和国にて活動、JICA終了後はメキシコにて日本食輸入業の営業をしていました。
家族と相談する中で、自然豊かな場所で生活したいと想い、箕輪町の協力隊へ応募。今後は箕輪町の自然との暮らし方の魅力の発信や空き家を活用して、国際交流の場や外と地域と繋がるカフェ空間を実現するために活動していきたいと思います。 |
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野口 圭代さん (16人目 2年目) 空き家改修、移住者支援、 狩猟、移動販売車づくり・運営 ほか
R5年度活動報告書はこちら
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これまでゲストハウス店長、シェアハウス運営や、不動産売買の営業・仲介、木工家具制作などに携わってきました。また、実家の改修の際に、循環する家造りを目指し、土壁造りをしてきました。
そういった経験の中で、箕輪町の協力隊として取り組みたいことは、まずは上古田の空き家の改修、狩猟への挑戦、また移動販売車づくりや移住者支援、子育て支援なども視野に入れています。
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山野邉 智美さん(17人目 2年目)イベント企画・運営、メディア取材誘致、 カフェ・マッサージ・託児施設などの拠点開発、 保育士/食品衛生責任者資格取得 ほか
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| 目標 「紅葉祭りでのイベント開催と農ある暮らしの挑戦」
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これまで東京の医療機器会社などで広報担当としてメディア対応や、ブランディング再構築などに携わってきました。
子供の小学校入学のタイミングで地方移住を考え、有楽町ふるさと回帰センターにて上伊那の魅力を知り移住に繋がりました。
協力隊としては、地域の特色、事業、商品等をPRしながら町の収益と価値を最大化する活動をしたいと思っています。最終的に自宅を拠点とした民泊開業など「人を癒せる場所」をつくるために活動していきたいと思います。 |
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しばた けいき aaa 柴田 恵樹さん (12人目 3年目) 空き家の利活用推進に関する活動、 協力隊活動拠点運営 ほか | 目標 「町内の空き家調査と空き家でお困りの方のサポート」
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箕輪町に来る前は地元の岐阜県にてゲストハウスを運営していました。ゲストハウスに一区切りがつくタイミングで箕輪町協力隊の相澤隊員と知り合い、協力隊の応募をしました。 これまで生業として空き家再生を行っており、瑞浪市・恵那市・木曽谷・中津川市などで空き家を再生し、移住者の呼込みをする事業などを行ってきました。その経験を活かし、地域おこし協力隊としては空き家の掘り起こしや空き家が流通にのるまでの改修の支援・アドバイス、DIYイベントの実施などの分野で活動していきたいと思います。 |
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R5年度活動報告書はこちら R4年度活動報告書はこちら
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せき まなみ あああ 関 愛実さん (13人目 3年目) 農ある暮らし、食育に関連した発酵事業、 情報発信に関する活動 ほかR5年度活動報告書はこちら R4年度活動報告書はこちら
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箕輪町に来る前は東京の百貨店で婦人雑貨やECサイトの運用、情報発信などをしてきました。 都会での消費だけの生き方に疑問を持ち始め、自立した生き方がしたいとの思いでまずは自分の食べるものは自分で作りたいと思い、野菜作りにチャレンジしています。都内ではできなかった畑作業の楽しさや大変さの中にあるやりがいを伝えていけたらと思っています。 また、食育やコミュニティづくりに興味があり、”農ある暮らし”を体験し発信していきたいです。 以前から興味のあった発酵を取り入れたワークショップも開催するなど町民の方々と交流できるイベントも今後開催していきます。 |
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やまかわ まさのぶ あ 山川 正信さん (14人目 3年目) 農業支援、農業希望移住者の相談窓口、拠点整備に関する活動 ほか
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| 目標 「日本中ここにしかない農園の実現に向けて準備の一年」
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これまでの経歴は、飲食店長経験や山形県にて新規就農をして23年間農業をしてきました。山形県では「山形県新規就農者ネットワーク初代会長」を務め、トマトを中心とした野菜栽培の推進をしてきました。スーパーとの直接取引をはじめ、国の六次産業化法の「総合事業化計画」の認定を受けたり、農業の第一線にいました。また、「山形県創意工夫事業」でカフェ開業や加工設備の充実などを図り、農産加工品の製造販売の経験もあり”農業コンサルタント”としても活動しています。 協力隊の応募のきっかけは、山形県で農業事業をしていた数年前に脳卒中により事業をすべてやめて神奈川県の実家に戻りました。リハビリが一段落し将来のことを考えたときに山形県での暮らしから「やっぱり自然の中で暮らしたい。農の現場に接していたい」との思いが強く協力隊へ応募しました。移住のテーマとしては「スモール農業をしながら、人との交流や自然を楽しみながら生活する」ことです。 協力隊の活動内容としては、これまでのキャリアを活かし、農業と移住を組み合わせた取組みの模索や農地と不動産とのマッチング・情報連携、町民菜園のサポートなど、農業や移住の活性化をしたいと思っています。六次産業化のサポートについても支援・推進をしていきたいと思います。 |
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| 目標 「自分らしく生きられる人を増やす為に、活動していきます!」
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国立の大学を卒業後、一部上場の企業に就職し、世間的にそこそこ良いとされる道を歩んできた私。でもそれは「自分がやりたい!」というよりも、親や世間の目を気にして選んできたように思います。そして、社会人をしているある頃、無理がたたり、メンタルが不調となりました。これからの生き方を考える上で、一度退職して別の世界を見たいと思い、長野へ移住し、協力隊となりました。 そんな時に障がいや病気がある人の兄弟姉妹のことを「きょうだい・きょうだい児」と言うことを知りました。私の兄は知的障害で、私の苦しさの正体は“きょうだい”が大きく影響を与えていると気づき、知っていく内にきょうだい以外にもきょうだいの母や境界知能、ヤングケアラーなど、支援には漏れてしまう見過ごされがちな人達の存在を知り、そんな人達の支援をしたいと思うようになりました。 まずは、きょうだいとその家族の支援をすると共に、カウンセラーの資格を取り、相談に乗りながら、見過ごされがちな人達が自分らしく生きられるようにサポートをしていきたいです。
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| 目標 「移住定住する為、仕事・生活環境づくりをする」
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箕輪町を知ったきっかけは、下伊那郡のある役場の方からおすすめの町として教えてもらったことです。その後自分でも箕輪町のことを調べ始め、実際に役場の方々にもお会いして色々教えて頂き、夫婦共々とても優しい雰囲気を感じることが出来たので、移住してきました。町のキャッチコピーの「ほどほどの田舎暮らし」を楽しめたらと思います。 協力隊の活動として、私はまずは定住することを一つの目標と考えてます。役場から頂いたミッションをこなしつつ、町を知り馴染んでいくことが出来るように過ごしていきたいです。少しでも多くの人、企業、個人事業主等の皆さんとお会いして勉強させて頂きたいと思ってます。マーケティングや通販、SNS等にお困りでしたら、気軽にお声がけください。 身近に自然がある場所で、夫婦で百歳を超えるまで仲良く長生きしたい!というのが私の夢です。家の大きさにはこだわりませんが、景色がよく広い敷地に庭と菜園、犬が走り回れる場所があり、休日は七輪を使って野菜や肉を焼いて食べ、ビールや日本酒を昼間っから飲むのもいいですね(笑) |
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| 目標 「子ども達の支援をしながら農業と福祉と農業関心者をつなげたい」
農学部や葡萄の栽培を学べる学校を探していて、オンライン移住女子会で偶然に箕輪町女性職員と話をしたのが箕輪町を知ったきっかけでした。実際に箕輪へ来て、山や星空の綺麗さ、程よい田舎に感激しました。 今、持続可能な社会が求められています。箕輪町の皆さんが当たり前に感じている「山」、それもアルプスが2つも見えたり、「星空」や程よい田舎は、本当に貴重な宝だと思います。この良さや価値、住みやすさを全国や海外の皆さんに少しでも知ってもらえたらと思っています。女性農家の後継者支援のお手伝いもやっていたので、農業もやってみたいと思っています。 私の夢は、町の近くにある農学部や特支学校で学ばせて頂き、障がい児を持つ親御さんや障がい者の方が安心して働ける場所を作って(農福連携)いくことです。また、気温上昇でも果樹、花、野菜を収穫できる保全の取り組みの勉強をしたいと思っています。 |
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コロナ禍とともにはじまったため、人と会えず、イベントの企画もできず、ミッションである都会と箕輪町を繋ぐ関係人口をつくる活動は、名古屋や東京との行き来もしにくく、特に難しかったです。 令和4年度中盤から少しずつ動きやすくなってきました。コロナ禍のなかでも、箕輪町にいても箕輪町のことを知ってもらうには、と考え、「町の人たちが町の暮らしを楽しむこと」が「箕輪町っていいね」と周りから見えるだろう、Uターンにも繋がるだろう、と思っています。それを目標に、町内のつながりづくりや企画づくりをしてきました。 役場や町の人たちの助けのおかげでやってこれています。ありがとうございます。 今年度は、文化センター+喫茶+宿のイメージで、拠点づくりをします。町外の人には、暮らし体験や町の人との出会いの拠点。町内の人には、憩いの場。町内外の様々な人が混ざりあう場をつくります。 私自身、箕輪町に地域の人として暮らしていける土台を作っていきたいです。
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令和5年度 地域おこし協力隊の年間経費一覧はこちら
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