箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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活動を聞かず大いに奮起を要す。OOOOO下古田婦人会と称するものなし。富田一昨年漸く賦々の戸をあげたもので未だ摺榔の中に包まれているので、到底問題になる範囲のものでない。如何に発展するか。如何なる未来が形成せらるるかは、会員の自力によるのみ中原目的木下婦人会なし不明八乙女OOO沢婦人会なし不明上古田大出婦人会なし不明次に婦人会設立当時の富田婦人会の会則をかかげる。幾分冗長にわたるが当時としてこれだけのしっかりしたものを作るには当然先にたって作った人のいることが考えられる。明治三十七年に松島婦人会が創立しているのでそれについての会則を参考にしたものかもしれないが現在にも通用するようなりっぱなものである。明治四十年四月設立富田婦人会会則(草稿〉第三条本会ハ会員ノ親睦ヲ謀リ智識ヲ練磨シ婦人タルノ道第壱章組織及ピ名称ヲ行ヒ協同一致ノ精神ヲ以テ陰ニ陽ニ富田区ヲ開発第一条本会ハ富田婦人会ト称シ会場及ピ事務所ヲ中箕輪尋シテ他ニ後レザラシメγ事ヲ務ムルヲ以テ目的トス常小学校富田分教場内ニ置ク第参章事業第二条本会ハ富田区内ノ婦人ヲ以テ組織シ年令ハ十五才以第四条本会ハ第三条ノ目的ヲ達センタメ左ノ事業ヲ行フ上トス一、例会ヲ毎年春秋(十二月、四月)ノ二回開ク、但シ必第弐章要ニ応ジテ臨時会ヲ開クコトアルベシ


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