箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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OO中原富田なす、伺矯風山家なるを以て勢風俗の矯正すべきものあり青年会なるものがあって、討論、演説その他各種の研究や、相互間の矯正を目的としている。また昔より青年聞に、盛明社なるものがあるけれども、事業としては区の祭事を行うに過ぎない。昔ながらに伝来せる神代的会合で、真率の呑があたりに漉る。名称を親和社と言うている。この親和社流の会合は、卒土の浜と雄も猶且、村と名のつくほどの村落には、設けらる種類の者で、産神祭の燈龍張り、正月のLO獅子舞、七夕の土俵築きなどがその最大事業である。八乙女青年の気風は従前二派に分れたり。即ち比較的教育ある者と殆ど無教育に近き者となり。一方は芝居も見ず遠足もせず、区外に足跡を移すことすらなき頬冠連と、一方は学術の研究に深く意を用い、寸暇をも倫みて勉学し、他日を期して事を成さんと計るものと各両極端に走りたり。然るにこの二流派の青年互に自派の短所を自覚すると共に、他派の長所をも認め五、六年前連合の議成立し、一会を組織し、読書の良習慣、堅実なる良風俗の養成に勉め浮華軽似の風を去ることに尽力をなしつあり。L迫交社||最も古くその歴史を有す。区との関係もまた深し。全区青年にして十五才以上廿九才迄の者は皆包含せらる。事業としては祭典装飾の任に当る外に、去る三十九年より区と協議の上産業保安規律を設け、社員とO共に産業保安の道を講じっ上古田Lあり。隔月一回の会合がある。この会合には討論もする、演説もする。そして互に修養を怠らぬ。殊に冬期等同窓会員が卒先して、一般青年を集め、木枯しの風凄まじい夜も吹雪道を没する宵も正全寺の本堂に夜学をする。とこ


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