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明ナルモ記録以来実-一元禄十一年、天明三年、寛政八年、文政三年、天保七年、明治元年、昭和七年、ノ逐年最モ大洪水ナリシトノ事ニ聞及居ルモ古老ノ言一一将又録スル所ニ鑑ミテ明治元年ノ洪水最モ被害甚大ニシテ悲惨ナリシトノ事ナルモ当時現存シテ実地見聞セシ現存者ノ言ニテ昭和七年ノ洪水ト明治元年ノ洪水ト左右ヲ論ズル不能ノ大洪水ナリトノ事是ニ依テ天竜川流量ヲ実地ニ観スルニ此年ノ洪水ニテモ事実ニ流下スル深淵ノ河川巾員ハ弐拾五間内外ノ現実ノ実状ニ外ナラザリシナリ一如上現実ノ実状ニ鑑ミ木村地籍天竜川敷方線ハ参拾五間ノ巾員ユテ大洪水時ノ流量ヲ完全一一流下シ公益上何等支障ナキモノト確グ思量シ本請願ノ理由トスルモノナリこのように陳情書に提出されたが、昭和二十三年天竜川上流改修工事着手まで具体化されず、地域住民特に現況河川敷内に所有権を持つ者にとって、大きな悩みである。その後改修工事の進捗にともない概ね村が陳情した桑沢川増水による飯田線不通三日町宮沢川のはんらんによる土砂流入
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