箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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明治二十九年三大正十二年三昭和十二年一昭和四十年一現在の箕輪町の酒造業者は山岸酒庖であるが、明治二十九年時の三戸は、小林善次郎、山岸酒造、松野屋であり、大正十二年頃では山岸、松野屋である。また昭和十二年以降は山岸酒屈のみである。明治末期の工業明治末期の工業は明治三十五年の工業及製造高一覧(中箕輪村〉と工業の状態(明治四十二年『同窓』誌より)の二つよりそのあらましを知ることができる。工業及製造高ω木炭参千六百貫ω瓦五千六百弐拾個壱万士宮千八円ω缶詰壱万九千本壱万九千円ω麦酒百七拾石弐斗五千六拾円紛清酒八百四拾四石五斗弐升七合弐万参千六百四拾四円弐拾七銭五厘紛焼酎八石八斗五升五合参百八拾壱円五拾六銭七厘約酢弐百参拾八石四升五合壱千七百拾壱円八拾参銭五厘紛醤油四百参拾九石九斗七升七千弐百八拾七円拾八銭助味噌参千七百四拾貫目壱千百六円五拾弐銭ここで、缶詰製造高があげられ、また麦酒製造についても、製造高、会社名、職工名などが、記録されているが、その内容については資料がない。


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