箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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産畜ILLLH第四節馬の変動明治時代の馬匹箕輪町の家畜の様子が明治年代にあってどのようであったかは、その全貌を明らかにすることはできないが、部分的に馬の数などを資料によってうかがい知ることができる。明治七年時木下村の牝馬頭数調によると、この頃の木下戸数二六四戸中六一疋の牡馬しか飼育していなかったことになる。また沢村にあっては馬、九頭とあるが、これは概数と考えられる。O続いて明治十三年ごろともなると、村毎の牛馬数の調査が行われている。中箕輪村にあっては馬五七七頭であり(牡馬一三O頭、牝馬四四七頭)牛はないと記されている。OO明治七年成十二月牝馬員数取調書上控総計八五頭前年比較五頭増(朱書)但客歳ハ取調候儀無之ニ付聴トハ相分り不申侯右之通相違無之候也明治十二年三月二十五日明治十一年上古田耕地馬一覧表上古田耕地総代内種牝牡O明治十三年(中箕輪村)牛馬牡馬頭O第十七大区六小区木下町村二疋青木平蔵外四戸一疋小松薩三外五三戸計六一疋唐沢助右エ門分娩積三頭壮二六頭老五六頭一三牝馬総計牛無之四四七頭五七七頭


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