箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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抜根して荒起しをし、醸や石を除去する。帥表土例退、表土を約二Oω捌ね退けて回の中央に十坪ずつ三カ所に盛り上げる。付土投打ち、睦畔が崩れないように筋状に芝を植え、土を打ち固める仲地盤練り、西天の水田に与えられる濯概水は限定されているので、この作業は厳密に行なわれた。床を約一佃掘り起こし、潅水して地盤の凹凸を均らした上保坂式分水タンクOで、万能鍬等で撹持して練り上げる。適当に乾燥するのをまって、ローラー、馬車、蛸、亀石などで隅々まで入念に固める。的地盤練りが終了したところで濯水し、保水試験を受け不合格の場合は再度固めなおす。付合格したら亀裂が生じないうちに、例ねのけておいた表土砂}床面へ均一に撒布する。置場の地掠りと表土撒布をした上で再度保水検査をする。地盤練りで特に苦労した所は、帯無川沿岸地区の約一一ヘクタールで、そこは砂礁が多くて湛水困難であったから、北側の隣接地から厚さ一混ぜて地盤を揚き固めた。Oωに粘土を搬入して砂醸とこれら開田事業の多くは、地元農民が請負いすべて人第4章農業用水


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