箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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第4章ノ、王五事「布第九十二号陸軍省達-一付而者本年補充相当之者他行等右之通区長達シニ相成侯閲其村正副戸長ニ於テ村限リ本λO者無之筈ニ候得共近区タリ共旅行等不致何時入営之儀申来リト共差支無之様可致置侯御旨布達侯事明治七年八月四日、氷山権令代理筑摩県検事高木惟短第二節西南の戦役徴兵制度下初めての戦争であり、庶民からの徴兵が旧武士軍を破った戦争である。箕輪町からもこれに従軍して三名の戦死者があった。年補充相当之者江早々申渡シ置可被成侯御廻状村名下へ議印至急順達止リ村ヨリ返却可有之候也明治七年八月十九日南小河内村一小区戸長矢嶋八郎北小河内村長岡村三日町村福与村印印右村正副戸長御中徴兵検査、兵役免除、入営等で兵役に関して戸長の責任が大きく、手落ちのない配慮がされた。近い所でも旅行などせず入営の知らせが来たらすぐに、入営できるようにするという各村への回状である。


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