箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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一、署長ノ訓辞一、来賓ノ祝辞一、受賞者総代ノ謝辞一、組頭ノ答辞一、分列式これは消防組のみではなくいろいろな公式の会合にみられたものであって、消防組も戦時色が濃くなってくるのである。箕輪消防組の設置旧箕輪村関係についてみると、沿革誌第一冊の当初のところを抄出すると沿革誌明治二十七年勅令第十五号消防規則及同年七月三十日長野県令第七号ニヨリ定員二百三十名ヲ以テ箕輪消防組を設置シ分ケテ福与部、三日町部ノ二部トス但シ年齢ハ満十八才以上四十才以下ノモノトス:::略一明治二十九年三月十五日三日町区民有志者ノ寄附金ヲ以テ三日町部刑判筒其他器具ヲ購入セリ一同五月二十五日本村会-一於テ村税一部賦課ヲ以テ福与部脚筒其他器具購入ノ件ヲ議定ス一六月十日福与部骨筒其他一切ノ消防器具ヲ購入セリ:::後略:::とあり、勅令公布以前の事にふれていないので詳細は知る由もないが、福与、三日町両区ともにそれぞれ消防組繊はあったのではないかと思われる。旧中箕輪村の明治二十七年以後に於ける状況についてはくわしい資料に乏しいが旧箕輪村の沿革誌の記載事項をみると明治二十九年四月十六日には「本組員全部ノ消防被服来ル於是初メテ本組ノ設備略完成ス」、とあり翌}〉


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