箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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-建築費は三五万円で打切りとされたい。2これに伴う国庫補助金は新町で受入れる。これに対し中箕輪町では合併研究委員会で協議した結果譲歩することとなり、ここに三か町村の合併が成立した十二月一日中箕輪町から、町長、助役、正副議長が箕輪O村を訪問し、折から開催中の箕輪村議会で昨日の経過を報告し、了解が得られたので、直ちに箕輪村長、議長同道にて東箕輪村を訪れ、昨日の中箕輪村議会の結論を伝えた。午後九時、中箕輪村町役場に三か町村の合併研究委員が参集して、円満裡に-調印式を行った。今回の合併に至るまでの詳細を記述することは、到底至難であるので、その概要であるが、中途における迂余曲折と難航は、後日の融合解決を招来し、大箕輪町の設置を見るに至ったものであって、恰もこの三か町村合併が、県の計画でもあり、三か町村住民の熱望でもある点において、町村合併の本旨に沿うものであると考え、趣旨具現のため今後の努力を期するものである。新町建設計画新町建設計画上伊那郡中箕輪町上伊那郡箕輪村上伊那郡東箕輪村昭和二十九年十二月二十五日上伊那郡中箕輪町長有賀利三郎上伊那郡箕輪村長那須重徳上伊那郡東箕輪村長河手由清長野県知事林虎雄殿箕輪町建設計画の提出について上伊那郡中箕輪町・同郡箕輪村及び東箕輪村を廃し、その区域をもって箕輪町を設置することについて、合併関係町村は箕輪町新町建設計画を定めるため、町村合併促進法第六条第二項の規定により昭和二十九年十二月三日計画案を提出しましたところ、これに対し昭和二十九年十二月十八日附御意見の指示がありましたので、これを改訂して提出致します。新町建設計画一新箕輪町建設計画同右附属書二財政計画-昭和二十九年度およびその後五ヶ年の財政計画イ一般会計ロ特別会計2財政計画中の町債事業別内訳


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