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年くらい。ウコギ科(おこげ〉に属する落葉かっ葉樹。一名「せんのき」、いぬだら、いんだら、ともいい、また「たら」ともいっている、が、山菜の「たらのめ」をとる「タラノキ」とは別でこれは食用にならない。このハリギリの葉は互生であるが、枝頭に集まって出ていて、長さ一二五個の葉柄があり、葉の形はカOJ佃エデのように掌状である。この葉は昔、神社の祭礼の直会の時など、肴をのせて使ったものだともいうが、皿葉として使うために、植えられたものかもしれない。若い枝には一J二ωもある大きな荒々しいトゲがある。材は白くキメも細かいので建材、家具材となる。県下でも数の少ない巨樹である。県の天然紀念物に指定されている。無量寺のイチイ雌雄別種、紅色肉質の仮種皮は甘味がある。長岡神社のハリギリ北小河内無量寺のイチイ