箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


>> 49

此の調査は大正十二年十二月二十三日及び二十四日に行われたものである。これらの井戸は当時は何れも一五昭和初期大出部落は約八O戸であったから共同井戸として使用した。昭和二十六年水道設備をしたことによって井戸は不要となった。埋める、コンクリートのふたをする、めくら井戸にするなどして現在は井戸水を使用したて井戸町営水道の開発に依り、現在各家庭に於ける井長岡に現存するつるベ井戸(約十〉がある。M井戸が殆どなかった八乙女地域などがある。戸の利用は僅かであり、現存するが利用されていないもの、自然に埋まってしまったもの、埋めてしまったもの、その跡を残すもの等多様であるが戸数より井戸数の方が多かった北小河内地域や、Mている家はない、深さ二十もある大出部落の井戸は水道によって、姿を変えたのである。Lメートル二0メートルで水深は一メートルから深いもので二メートルである。長岡には最近まで六ケ所程あった。


<< | < | > | >>