箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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近にその源を発し、深沢川は急流を作り約五回流れて八乙女付近で北ノ沢川と合流する。北ノ沢川は栗沢山東南斜面の水を集めて約四回流れて八乙女に至る。南北合流後約二回流れて天竜に注ぐ、名の一市す通り深沢である。帯無川黒沢山の東方岩王付近に源を発し、前平を経て、直線的に、松島、木下の境界となり、坂井より明神橋付近で天竜川に注ぐ。全長約一固である。常時流れる程の水量はなく、中流より伏流水となるためいわゆる河原となり、用水として利用することは下流ではできない。おみずなし尾水無川が転じたともいい、又夕立など降雨の影響でまたたく聞に増水して、今までの河原に献流が流れて、洗濯の帯を流しての名前という程に、変化の多い河川である。天流川支流の概況箕輪町の主なる河川の、概況は次の通りである。


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