箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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的な地形を形成して、同河川等の水利による水田が一弱程あるほかは大部分が平坦な畑地である。O地質は、表層部が洪積層で、山麓に近い地区では砂礁の多い沖積層が部分的に広がっている。土性は、河川沿岸地区に磯質壌土または砂壌土が分布し、大部分の洪積台地は火山灰土の壌土または埴壌土である。此の両地区は様高七五九の中間にあるため、特に果樹、桑園の凍霜害が発生しやすく、四十六年OMTOOM度地域は四月下旬に、四十七年度地区は五月上旬凍霜害が発生し、大きな被害があった。四十七年度地区は皐ばつの被害も受けやすいところである。特別にそのための対応施設はできていない。いずれも水田は河川の引用水および湧水を利用して裁培されているが、水温が低く、冷害、皐害、いもち病害を受けやすい地域である。一、昭和四十二年度(第一年度)沢、大出地区、西天下二、昭和四十三年度(第二年度)松島、木下、酋天一二、昭和四十四年度(第コ一年度〉松島、木下、三日町、福与四、昭和四十五年度(第四年度〉五、昭和四十六年度(第五年度)沢、大出、松島西天上、八乙女、下古田、上古回、原、帯無川より桑沢川六、昭和四十七年度〈第六年度〉木下西天上、富田、中曽根、一ノ宮七、昭和四十八年度(第七年度)南小河内、北小河内、長岡新聞三日町、福与、長岡四統による区分説明(第一年度沢、大出の場合)水田造成年次や土地改良事業はまちまちであるが土層を分けると次のようである。OI第一層二ハ佃黒褐色の砂壌土で膜状の班鉄に比較的富む。密度中、ねばり中第二層一七ω1二四個黒褐色の砂壌土で糸根状の班鉄に富む。密度密、ねばり弱MT第三層二四ニ八ω茶褐色の砂壌土班鉄なし


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