箕輪町観光戦略プラン

 箕輪町は製造業を中心に地域経済を維持してきましたが、近年は事業所数・雇用者数とも減少傾向で、人口減少も続いています。暮らしやすい地域として存続するには、様々な産業によって地域経済を維持し、人口減少を抑制する取組みが求められています。
 一方で町内では、地域資源を活かした情報発信やイベント開催などの取組みが進められ、もみじ湖やながた自然公園のように年間数万人の観光客が来訪する状況を生んでいます。町・事業者・住民等が連携してこうした取組みを進めることで、観光を町の経済活性や交流人口の増加につなげることが期待できます。
 そこで箕輪町では、観光振興に取り組む目的・目標・推進方法を「箕輪町観光戦略プラン」として定め、これを幅広い主体と共有し、戦略的に進めることによって、町の経済活性と人口減少の抑制につなげます。

箕輪町観光戦略プラン (1,502kbyte)pdf ○概略版 (1,311kbyte)pdf

プランが取り組むこと

 多くの事業者が新たな「観光商品」を数多く生み出していけるよう、商品開発に意欲的な事業者を支援し、「観光商品」を生み出したという成功体験を積み上げることで、観光事業への機運向上を図ります。
 また、このことを通じて「中核商品」の「芽」を生み出します。

施策の全体像

重点施策

観光商品の開発とプロモーション
町内の観光商品や、観光事業者を増やすため、商品開発の動きを後押しします。また生み出された商品を顧客に届けるための情報発信にも取り組み、継続的な事業へつながるよう支援します。

個別施策

①地域の情報発信・案内
 地域の観光情報を地域外に向けて発信すると共に、地域を訪れた顧客に向けた観光情報案内
 を行います。
②既存のイベントや地域活動の観光活用
 町内のイベントや地域活動など既存の取組みの観光活用を推進し、より多くの観光客の
 呼び込みや地域の観光機運の向上を図ります。
③広域観光事業との連携
 周辺の自治体・観光組織等と連携し、効率的なマーケティングや情報発信に取り組みます。
 また広域観光コンテンツの開発を通じ、近隣の顧客を町内に呼び込みます。
④受入環境の向上
 町内を来訪した観光客の満足度が向上するような環境整備を行います。
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