箕輪町地域おこし協力隊卒業生 【三浦俊幸さん】

箕輪町の印象はどうですか?

 旧県道を車で走っていて、眺めに惹かれました。安易で突飛な造作物が少ないせいでしょうか。町全体に 優しさが漂っていると思いました。
 箕輪町にご縁ができて四年になりますが、出会う人、皆がワクワクさせてくれます。自分の考えをしっかり持っていて、新しいことにチャレンジし続けている。自分のことだけでなく、地域と未来への想いが感じられる。ステキな町だと思いました。

箕輪町の地域おこし協力隊になったきっかけは?

 local style の活動に参加したことがきっかけでした。飲食業のプロ、という立場でありながら、その生業を超えたところで人と触れ合うことが本業の活力になりました。ワイルドキャンプや もみじ湖祭りなど、地域の行事に参加させて頂いたことも今に繋がっています。永年住みたいと願う町で、自分の培ってきた技術や考え方を役立てる機会があるなら、是非にと思いました。

どんな活動をしていますか?

 人間は、食べたもので造られており、食べものは生命の源です。簡単なことですが、案外 難しいことでもあります。生きるということの根幹を、もっと身近に感じて頂けるように、食材の活かし方や魅力を発信していきます。
 町の食材を料理して提供したり、講習会の様な参加型のイベントも予定しています。町の名物になるような食べ物、飲み物を考えるお手伝いもさせて頂きます。
 食材をお預かりして、おかずにしてお返しする、というようなことも考え中です。

卒業後の活動は?

 隊員活動中に箕輪町でオープンした「GUUUT」を中心に活動していきます。この店では、南信州の食材を利用したオーガニックタイ料理というジャンルの食事を提供します。
 ほかにも、活動中に大小のイベントを実施することができ、人を集めて何かやるという経験を積むことができました。特に印象に残ったのは、「おあぞらレストラン」と「焚き火&バル」です。焚き火&バルは、さらに良くなる可能性があると思うので毎年1回は開催していく予定です。そういった意味では、協力隊の活動は、町でイベントを開催するための準備期間だったようにも思います、また、料理教室も引き続き継続していくので、お店や公民館などに呼んでいただければ、出張教室を行いますので、気軽に呼んでいただきたいです。


GUUUT
住所:箕輪町中箕輪542-1 古民家 箕澤屋裏
問:090-1541-0215
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