【関口悠子さん】地域おこし協力隊活動期間 平成26年6月~平成29年3月

                

移住相談会で
・箕輪町に来る前

 千葉県市川市出身で、ずっと地元に住んでいました。大学を出た後は、山好きが高じてアウトドアメーカーに就職しました。仕事の中で、フィールドに出たい、英語も身に着けたい思いから一年間海外にワーキングホリデーへ。帰国後念願の長野への移住を決断しました。


・協力隊になったきっかけ
 箕輪に来る前は、長野県富士見町に住み、花卉関係の仕事をしていました。けれども早朝家を出て、21~22時に帰る日々。せっかく地方に来たのに、近所付き合いもなければ、新鮮な野菜を食べることもままならない。もっと田舎らしい、地域に根ざした暮らしをしたい。また自分が学んできたこと、体験してきたことを、何か還元できればと思い、応募させていただきました。


・活動内容

 元々、町の農業振興に関する活動ということで、採用をいただきました。はじめの1年半は、農産物直売所「にこりこ」の、販売や外販のお手伝いをしました。また各地区のお祭やイベントのお手伝い、畑で農作業のお手伝い、漬物講座の開催など新鮮なことばかりでした。
 10月からは役場に新しくできた「みのわの魅力発信室」で週2日、移住定住や空き家対策に関する業務をしています。残りの日は直売所でふるさと納税の返礼品の発送や企画、地元スーパーなどで販売しているにこりこ商品の納品を担当しています。


・住んでよかったことは?

自然に寄り添った田舎暮らしができる。
毎日とびきりの景色をみることができる。
たくさんのあったかくて、素敵な方たちに出会えた。


・お勧めの場所

上の平城址公園
下古田の展望台
大好きな農家さんたちの畑

関口活動中

地域おこし協力隊を終えて

 たくさんの方に出会い、お世話になった3年間。本当にありがとうございました!直売所のお手伝いをし、農や地域を知った前半。移住や広報を担当する役場の「みのわの魅力発信室」で町をPRした後半は、慌ただしくも充実した日々でした。提案した「ほどほどの田舎暮らし」のフレーズも定着し始め、移住相談会をきっかけに町へ住み始めた方がいることがとても嬉しいです。皆さんから教わった町の魅力を私なりに表現できたのではと思います。4月からは役場職員として勤めます。伊那谷に暮らし、「みのわの魅力」を皆さんと楽しく発信し続けます。



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