「今月のイッピン」について
箕輪町郷土博物館 プレスリリース 令和4年7月29日 発信
博物館では、コロナ禍の中にあっても生涯学習が継続できるよう、「小規模・分散」をキーワードとした活動を昨年に引き続き実施しています。その一環として、近年新たに寄贈された新収蔵品を毎月一点ずつ展示する「今月のイッピン」を実施しています。
この展示は無料で鑑賞できますが、コロナ感染防止対策をした上でご来館をお願いします。なお、8月の展示は以下のとおりです。
展示期間
令和4年8月2日(火)~8月31日(水)
展示資料
大下宇陀児関係資料 6点
大下宇陀児(1896~1966)は、箕輪町出身の探偵作家(推理作家)で、江戸川乱歩らと共に、
戦前から戦後にかけて大活躍しました。
今回展示するのは、大下宇陀児が太平洋戦争中に執筆した小説や随筆等が掲載された雑誌6点で
す。太平洋戦争の勃発により探偵小説への圧力が強まり、多くの作家が苦悩し、中には筆を置く
者もいた中、大下は子供向けの小説や科学小説、戦争に関する随筆などを執筆して、何とか創作
活動を続けようとしました。その痕跡をぜひご覧ください。
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