ガイドブック 東山山麓 歴史の道

信州みのわ 東山山麓歴史の道ガイドブック - 箕輪町図書館蔵書のデジタルアーカイブ


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石造文化財史跡・遺跡お河ご内うち学校跡の碑小明治9年(1876)、小河内学校が建てられました。学校はその後、二度移転されましたが、校舎落成を記念して植えられたナツメは、校舎と共に植え替えられたとされ、現在も東小学校の庭にあります。★足を延ばせば…こ式しきヶ城跡古現在の形状は戦国期に補修されたが付属輪わくるもので、主郭には二重の曲があい塁るし、平場の東南の斜面には土どります。「伊那温知集」(『箕輪記』)には、武田氏が狼煙台として用いたのろしとの記述がみられます。◆伝説「右門の蛇たいじ」)という所があります。昔、漆戸右門とち渕ぶ善ぜんどう町境に漆戸の渕(同14いう武士がここで鵜飼いをしていました。ある日、鵜が水の中に潜ろうとしなかったため、かがり火を川面に近づけると、大蛇が突き進んできました。とっさに持っていた松明を口の中に入れると、大蛇はしぶきを上げて水中に潜り込み、死んでしまいました。その後右門は、病にかかってしまいましたが、倒した大蛇の骨を埋葬したところ、病は治まったそうです。北小河内区─●


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