箕輪町誌(自然現代編)

箕輪町誌のデジタルブック 自然現代編


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る。山の地に新設する。「御指定ノ地籍-一設置スルハ本村ノ状況ニカγガミ最モ適切ナル方法ト認メ」た。此のように三月の段階では、一応村会の決議を得たが、次の年になると村長は次のような請願書を郡長、知事に提出した。一、木下尋常小学校独立の問題O明四十一年十一月十六日①請願書村長←郡長十二月三日②覚書区民惣代←村長OO仰木下独立設置の貫徹伸採用されない場合に指定に服する明治四十一年十二月十六日③意見書村長←知事明治四十二年-月④再題書村長知事L此の四件の内容は、学制改革により義務教育が、六年に延長され一村一校制をとるべきであるが、次の事情により木下小学校を独立させることの申請である。其の理由として挙げられていることは、明治二十二年から五ヶ年間独立の問題で争い、その結果独立して今日に至っていること。このとき、学制改革により木下学校を廃止しようとすると、また区民の反対が強く、再び、前と閉じ混乱を生ずるおそれがあるから、一村一校制とせず、木下を独立させて、一村二校の特例を願う意のものである。これに対し郡長は、「学校ヲ新設スルガ如キハ時代ノ進運ニ伴ハザルユ付」と、その独立を認めなかった。新築校建設予定地の変更にかかわる、木下区有林寄付の問題前の付の問題は、区民の要望と村の立場から、村長が郡、県に対して、提出した独立校の問題であるがωの問題は統合校舎の建築予定地を変更するに伴い、木下区有地を寄付することについて土地寄付の反対の問題であ資料にある月日を追ってみると、OF


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